医療関係者の皆様へ

眼科医の先生方へ

この度、高知県眼科医会では患者さん向けロービジョンケア紹介リーフレットの改訂版「高知家のいっぽ」を作成いたしました。これはロービジョン患者(低視力や視野狭窄のために、屈折矯正をおこなっても見えづらさが残る方)が、それぞれの悩みに応じた適切な情報が得られるように、高知県内の相談先を紹介するものです。

リーフレットに記載されている項目に対して、下記のような手段があります。

・読みたい・書きたい        → 眼鏡処方、ルーペ、拡大読書器、音声図書
・まぶしさをなんとかしたい     → 遮光眼鏡
・安全に歩きたい          → 白杖、歩行訓練、同行援護制度、盲導犬
・運動不足を解消したい       → 障がい者スポーツなど
・仕事を続けたい          → 職場の環境調整
・学校、仕事の相談をしたい     → 教育相談、就労支援
・子供の見え方の相談をしたい    → 教育相談など
・便利な機器、生活の工夫を知りたい → 便利機器、福祉機器、日常生活訓練
・調べたい、情報を知りたい     → 声と点字の図書館、音声パソコン、パソコン教室

利用の手順

    1. 適切な眼鏡処方(遠用・近用)
      視力矯正することで(矯正視力が変わらなくても)ピントがあいやすくなり、ルーペや
      拡大読書器で拡大したときに見えやすくなります。
    2. 医療機関記入欄(表面)への記入 

視機能(視力、視野)と屈折矯正の状態(所持眼鏡の種類)
※ 個人情報となりますが、視機能を伝えることで、紹介先は患者さんに必要なケアを推測することができます。上記をご説明いただき、記入することへの了承を頂いて下さい。

    1. リーフレットに掲載されている施設につながるようにお声がけ下さい。

相談を受けた4施設では、患者さんが利用可能なサービス、施設、機関などの情報をご紹介します。

※遮光眼鏡、ルーペ処方は、ロービジョンケアを行っている眼科(添付文書に記載)に直接ご紹介ください。

 

このような方にリーフレットをお渡しください

・矯正視力が両眼とも0.4以下    ・眼鏡をかけても読み書きに不自由がある

・視野が狭い、歩行に困難を伴う    ・まぶしくて困る

・生活や仕事、学業に支障がある    ・子どもの見え方で困っている親御さん

 

リーフレットの運用方法

  1. 眼鏡チェック、必要であれば処方をお願いします。
  2. 相談窓口へご連絡ください。
  3. 適切な情報を紹介します。
  4. (相談窓口が作成した)対応書を、当事者におわたしします。
  5. 対応書は、当事者から医療機関に持参していただきます。

 

高知県の視覚障害に関する情報(添付文書)は、今後も随時更新してまいります。
情報はこちらからもご覧いただけます。(http://machida-hp.com/low_vision)
眼科医療機関の皆様からこのリーフレットを当事者の方にお渡しいただくことで、多くの視覚障がい者の方に必要な情報が届けられることを切に願っております。
平成31年4月1日                      高知県眼科医会会長  田内芳仁