手術はすべて月曜〜土曜日まで毎日行っています。外傷など緊急性があれば時間外にも対応しています。それぞれの病状は個々で異なりますので、担当医までお問い合わせ下さい。(入院応需)
◆眼瞼下垂とは?文字通り眼瞼(まぶた)が下垂(たれてくる)ことをいいます。重症になると視野が狭くなり生活に不自由が生じてきます。 ◆原因は?瞼(まぶた)は眼の上にある眼瞼挙筋という筋肉が縮んで、筋肉の先についている挙筋腱膜またはミュラー筋が瞼板を上方に引っ張ることで開きます。 原因の多くは加齢変化で、皮膚が弛緩(たるむ)・眼瞼挙筋機能の低下によって眼瞼下垂がおこります。しかし、先天性(生まれつき)、瞼をよくこする、長年のコンタクトレンズ装用などが原因となることもあります。その他、顔面神経麻痺やその他の神経障害でも生じます。 ◆治療は?局所麻酔、日帰り手術で治療することができます。手術以外に治療はありません。 原因疾患に合わせて治療を行います。多くの場合、眼瞼挙筋を切除して短縮させることで、瞼を上に上げる力を強めて下垂を治療します。抜糸は術後約1週間でおこないます。 ◆術後の状態は?瞼は腫れて、出血のため皮膚の色が変化しますが、1-2週間程でおさまります。 |